『In my life』その3(最終回)

But of all these friends and lovers
There is no one compares with you
And these memories lose their meaning
When I think of love as something new
Though I know I'll never lose affection
For people and things that went before
I know I'll often stop and think about them
In my life, I love you more

 

 

Though I know I'll never lose affection
For people and things that went before
I know I'll often stop and think about them
In my life, I love you more
In my life-- I love you more
 
In My Life (Remastered 2009) 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

 

 

今日はここの部分です。

最初の文構造が少々難解ですが、元に戻すと、

But there is no one of all these friends and lovers compares with you.

となります。

no one of/no oneに限らず、(数量を表す名詞)of 〜の場合、〜の部分には特定できるものがきます。(例)some of my books、half of the people in this city 

compare with/通常compareはcompare A with Bの形で使うことが多いですが、compare with〜と使う場合、〜に匹敵するの意味になります

think of A as B/AをBとみなす。他にこの意味になるものとして 

・regard/look on(upon)/consider A as B

また、think A for Bは、AをBとみなす、ですが誤解しているというニュアンスが含まれます

affection for/affectionはforを採るんですね、知りませんでした。

(名詞とその名詞がどんな前置詞を取るのかは、決まっているものなので、勝手に組み合わせてもダメです。ただし、動詞を名詞化したものは、名詞になっても、動詞の時と同じ前置詞を使う傾向があります。(例)change A into Bは、change into B)

 

まとめて、

「だけど、今までの友人や恋人でさえ、君にかなう人はいない。

 さらに、君への愛を何か新しいものとして見ると、

 こういった記憶も意味のないもののように思えてくる。

 もちろん過ぎ去った人や物事への愛着を、これからも、失うことはないだろうし

 時には立ち止まって、彼らのことを考えるだろう。

 でも、君のことのほうが好きなんだ、ずっと。」

になります。

今までをまとめて

 「今までの人生の中で、変わってしまったところもあるけれど、

  これからもきっと思い出す場所がある

  永遠に変わらない場所もあれば、そうでない場所も

  残ってるところもあるけれど、一部はなくなってしまった

  そういうところでは、恋人や友達と過ごした時間があって

  今でも思い出すことができる

  彼らの中にはもういない人もいるけれど

  今でもみんなのことが好きなんだ

       だけど、今までの友人や恋人でさえ、君にかなう人はいない

  さらに、君への愛を何か新しいものとして見ると、

  こういった記憶も意味のないもののように思えてくる

  もちろん過ぎ去った人や物事への愛着を、これからも、失うことはないだろうし

  時には立ち止まって、彼らのことを考えるだろう

  でも、君のことのほうが好きなんだ、ずっと」

 

注)なんでも、ビートルズの元メンバーのことを歌ってるらしいです。